夜のクラゲは泳げない

SPECIAL

アフレコアフターインタビュー #8
山ノ内花音・高橋李依

演じられたキャラクターの変化は?

高橋李依(以下:高橋):都度都度あるな、と話数を重ねるたびに感じています。落ち込んでは乗り越えて、気付いてはぶつかって進んできたんですけど、8話の時点で思うのは、今が一番幸せな時間なんじゃないかなと。アドレナリンも出ているし、やる気もあるし、満たされているし……花音ちゃんの人生の中で現状一番輝いているといっても間違いではないと思います(笑)。

気になるキャラクターや設定は?

高橋:今はまひるですね! 一緒にバイクに乗って海を走った時から呼び方がヨルからまひるに変わったこともあり、かなり気になってます!
友達がいなかった花音ちゃんなりの距離の詰め方っていうのが、こちらとしても微笑ましくて、すごく可愛らしい関係性だなと。誰も茶化さず、二人だけの温度感で育んで欲しいと神の視点で見守っています(笑)。

収録はいかがでしたか?

高橋:8話では花音ちゃんが自分は今最強だって思えるくらいハイテンションなタイミングだったので、アフレコの際は一本調子にならないように、元気の中でも緩急をつけることに重きを置いていました。

注目して欲しいシーンは?

高橋:今回のお話の中で新しいなと思ったのが、ライブハウスでスタッフさんから中止にしようと言われた時に、諦めないめいを花音が止めるのが印象的でした。自分が言い出してJELEEをやっている花音だからこそ、めいの気持ちは汲みつつも、誰よりも先に諦める方向への舵を切る。他人のせいにして消化するんじゃなくて、自分で自分を抑え込むような、制する気持ちが声にも乗っていたらいいなと。
花音ちゃんは常に真っ直ぐ自分の想いを届けているように見えるんですけど、実はそうじゃないところもかなり多いんです。この一言は今ここで戦ってるんだなと感じられて、こういった所を見逃さずに拾っていきたいなと考えるきっかけになりました。
あとは、花音ちゃんのコスプレするシーンは可愛いので注目して欲しいですね。そのコスプレを見て、めいの口から魂が出てしまうんですけど、喋る時にはちゃんと飲み込んでからなのが細かくて、そこも注目です(笑)。

これは譲れないというこだわりはありますか?

高橋:シャンプー、リンスとか生活用品を変えないことですね。仕事で遠くに行くことがあっても、必ずお気に入りのものを持参しています。違う場所でもいつもと同じものを使っていれば、自分らしくあれると思っているので。

BACK